ダイト株式会社
原薬・中間体製造のダイト。売上506億円・営業利益率5.2%、自己資本比率57%・スコア83点の安定した製薬サプライヤー
証券コード: 45770
EDINETコード: E24187
JP
未検証
売上高
50,643 百万円
営業利益
2,619 百万円
純利益
1,908 百万円
総資産
78,004 百万円
純資産
52,067 百万円
EPS
62.7 円
PER
15.7 倍
ROE
3.7%
自己資本比率
66.7%
BPS
1,734.3 円
売上成長率 YoY
+8.0%
純利益成長率 YoY
-42.1%
売上CAGR 3年
+5.2%
純利益CAGR 3年
-25.8%
EPS CAGR 3年
-25.6%
AI総合所見
(Gemini)
有報テキスト反映
1. 概要:ダイト株式会社は、堅固な財務基盤を持つものの、収益性の低下と利益超過の配当が課題であり、ジェネリック医薬品市場における競争激化と供給不安という事業環境に直面しています。
2. 財務面:自己資本比率66.7%と財務健全性は高いものの、ROEは3.7%と低く、低下傾向にあります。売上高は前年比+8.0%の506億円と微増ですが、営業利益は32.7%減の26.19億円、純利益は42.1%減の19.08億円と大幅に減少しており、収益性の悪化が顕著です。また、配当性向が112%と利益を超過しており、財務の持続可能性に懸念があります。フリーキャッシュフローもマイナスであり、大型投資またはキャッシュ不足の可能性を示唆しています。
3. 事業面:原薬と製剤の製造販売を主力とし、ジェネリック医薬品市場の拡大を背景に売上を伸ばしていますが、長期収載品の製造受託減少や競争激化により、健康食品他の売上は減少しています。中期経営計画では、中国ビジネスの強化や新規ビジネスへの参入を目指す一方で、ジェネリック医薬品の供給不安や過当競争、原材料費の高騰などのリスクに直面しており、安定供給と収益性確保の両立が課題です。
4. 注目点:ROEの低さと配当性向の高さが、ダイト株式会社の財務における最大の懸念点です。中期経営計画における収益改善策の実行と、資本配分の見直しによるPBR1倍割れ対策が、今後の企業価値向上に向けた重要な焦点となります。
出典(有価証券報告書)
事業の内容
事業方針・経営環境
事業等のリスク
経営者による分析
売上高・成長性
2025年度の売上高は506億円と、前年度比8.0%増と成長を続けています。過去3年間を見ても売上高は増加傾向にあり、事業の拡大が伺えます。
収益性
営業利益率は5.2%と標準的な水準ですが、悪化傾向にあります。ROEは3.7%と低く、資本効率の改善が課題です。利益率低下の要因分析が急務と言えるでしょう。
財務安全性
自己資本比率は66.7%と非常に高く、財務基盤は盤石です。安定した財務体質は、事業継続性において大きな強みとなります。
キャッシュフロー
営業CFは安定してプラスを維持しており、高いキャッシュ創出力があります。一方で、フリーキャッシュフローはマイナスとなっており、大型投資の実施またはキャッシュ不足の可能性が考えられます。
売上高・純利益推移
利益率・ROE推移
キャッシュフロー推移
EPS・PER推移
損益・資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常/税引前 | 純利益 | 総資産 | 純資産 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 50,643 | 2,619 | 2,705 | 1,908 | 78,004 | 52,067 |
| 2024 | 46,895 | 3,894 | 3,923 | 3,295 | 77,708 | 52,265 |
| 2023 | 45,101 | - | 5,169 | 3,600 | 70,552 | 50,971 |
| 2022 | 43,464 | - | 6,729 | 4,668 | 64,939 | 47,674 |
| 2021 | 48,714 | - | 6,067 | 4,246 | 57,739 | 41,917 |
単位: 百万円
投資指標・CF
| 年度 | EPS (円) | PER (倍) | BPS (円) | ROE | 自己資本比率 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 62.7 | 15.7 | 1,734.3 | 3.7% | 66.7% | 5,897 | -7,365 | 1,002 | -1468 |
| 2024 | 105.0 | 10.6 | 1,702.3 | 6.4% | 67.0% | 5,182 | -5,930 | -183 | -748 |
| 2023 | 113.8 | 10.1 | 1,603.2 | 7.3% | 71.8% | 4,155 | -5,566 | 616 | -1411 |
| 2022 | 152.5 | 7.8 | 1,504.7 | 10.5% | 72.8% | 4,370 | -4,400 | 989 | -30 |
| 2021 | 141.4 | 10.6 | 1,379.5 | 10.9% | 72.1% | 5,182 | -6,324 | 1,424 | -1142 |
CF単位: 百万円
医薬品 の主要企業
業種全体を見る →| 企業名 | 証券コード | 売上高 | ROE |
|---|---|---|---|
| 武田薬品工業株式会社 | 4502 | 4.6兆円 | 1.5% |
| 大塚ホールディングス株式会社 | 4578 | 2.3兆円 | 13.4% |
| アステラス製薬株式会社 | 4503 | 1.9兆円 | 3.3% |
| 第一三共株式会社 | 4568 | 1.9兆円 | 17.9% |
| 中外製薬株式会社 | 4519 | 1.2兆円 | 22.0% |
分析に役立つガイド
データ出典: 金融庁 EDINET 有価証券報告書(docTypeCode=120)
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