スルガ銀行株式会社
静岡県の地方銀行。経常収益911億円。不動産融資問題からの立て直しを進める。スコア20点
証券コード: 83580
EDINETコード: E03571
JP
未検証
売上高
91,092 百万円
営業利益
- 百万円
銀行業: 非該当
純利益
20,177 百万円
総資産
3,462,268 百万円
純資産
295,818 百万円
EPS
106.8 円
PER
12.6 倍
ROE
6.8%
自己資本比率
8.5%
BPS
1,610.0 円
売上成長率 YoY
-0.4%
純利益成長率 YoY
+31.2%
売上CAGR 3年
-0.4%
純利益CAGR 3年
+36.3%
EPS CAGR 3年
+45.5%
AI総合所見
(Gemini)
有報テキスト反映
1. スルガ銀行は、リテールバンキングをコアビジネスとしつつ、貸出金の増加と経費削減により純利益を確保しているものの、自己資本比率の低さと営業CFのマイナスが財務上の懸念材料となっている。
2. 直近売上高は911億円、純利益は202億円。売上高は前年比0.4%減少しており、減少傾向にある。ROEは6.8%と東証プライム基準に達していないものの、改善傾向が見られる点は評価できる。自己資本比率は8.5%と低く、財務健全性スコアは20/100 (D)とリスクが高いことを示している。営業CFがマイナスである点も、本業でのキャッシュ創出力に課題があることを示唆する。
3. リテール・ソリューション事業の進化を掲げ、地域密着型営業とデジタルチャネルの強化を図っている。事業リスクとしては、信用リスク、コンプライアンスリスク、流動性リスク、市場リスク、オペレーショナルリスクが挙げられており、特に不動産担保融資の市況悪化や融資審査の不備によるリスクに注意が必要である。中期経営計画では、金利のある世界への対応として、預り資産コンサルティングの強化とポートフォリオマネジメントの高度化を目指している。
4. 自己資本比率の低さが最大の課題であり、ROE改善策と合わせて財務体質の強化が急務である。中期経営計画の進捗と、金利上昇局面における貸出金ポートフォリオの優位性を活かせるかが今後の注目点となる。
出典(有価証券報告書)
事業の内容
事業方針・経営環境
事業等のリスク
経営者による分析
売上高・成長性
売上高はFY2025に911億円と、わずかに減少傾向にあります。前年比-0.4%の減少であり、事業規模の縮小が懸念されます。今後の売上高の推移を注視する必要があります。
収益性
純利益はFY2023の106億円からFY2025には202億円へと増加しており、収益性は向上しています。ROEも改善傾向にありますが、6.8%と東証プライム基準の8%には届いておらず、更なる改善が求められます。
財務安全性
自己資本比率は8.5%と低い水準であり、財務リスクが高い状態です。財務健全性分析でも注意すべきリスク要因があると指摘されており、財務基盤の強化が急務です。
キャッシュフロー
営業CFがマイナスであり、本業でキャッシュを生み出せていない点が懸念されます。また、フリーキャッシュフローもマイナスであることから、大型投資を行っているか、キャッシュフローが逼迫している可能性があります。
売上高・純利益推移
利益率・ROE推移
キャッシュフロー推移
EPS・PER推移
損益・資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常/税引前 | 純利益 | 総資産 | 純資産 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 91,092 | - | 26,159 | 20,177 | 3,462,268 | 295,818 |
| 2024 | 91,447 | - | 20,641 | 15,375 | 3,560,741 | 295,120 |
| 2023 | 92,403 | - | 13,266 | 10,576 | 3,639,910 | 271,040 |
| 2022 | 92,072 | - | 10,596 | 7,960 | 3,589,982 | 264,229 |
| 2021 | 99,791 | - | 23,113 | 21,433 | 3,550,415 | 285,770 |
単位: 百万円
※ 銀行業では営業利益の概念がなく、経常収益・経常利益で開示されます。
投資指標・CF
| 年度 | EPS (円) | PER (倍) | BPS (円) | ROE | 自己資本比率 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 106.8 | 12.6 | 1,610.0 | 6.8% | 8.5% | -208,482 | -56,447 | -15,916 | -264929 |
| 2024 | 75.4 | 11.8 | 1,532.2 | 5.4% | 8.2% | -93,075 | 45,136 | -8,253 | -47939 |
| 2023 | 56.1 | 8.3 | 1,438.3 | 4.0% | 7.4% | 24,492 | 142,311 | -1,130 | 166803 |
| 2022 | 34.7 | 11.8 | 1,402.5 | 2.9% | 7.3% | 142,156 | -210,780 | -18,828 | -68624 |
| 2021 | 92.5 | 4.6 | 1,233.2 | 7.9% | 8.0% | 203,686 | -129,269 | -1,158 | 74417 |
CF単位: 百万円
銀行業 の主要企業
業種全体を見る →| 企業名 | 証券コード | 売上高 | ROE |
|---|---|---|---|
| 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 8306 | 13.6兆円 | 9.3% |
| 株式会社三井住友フィナンシャルグループ | 8316 | 10.2兆円 | 8.0% |
| 株式会社みずほフィナンシャルグループ | 8411 | 9.0兆円 | 8.6% |
| 三井住友トラストグループ株式会社 | 8309 | 2.9兆円 | 8.3% |
| 株式会社ゆうちょ銀行 | 7182 | 2.5兆円 | 4.4% |
分析に役立つガイド
データ出典: 金融庁 EDINET 有価証券報告書(docTypeCode=120)
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